福袋 2014 予約

　福袋の2014年向けの予約は、既に子供服のミキハウスや子供服販売ブランドのナルミヤなどで始まってます。有名百貨店やそれぞれのオンラインショップで予約受付中です。SHIBUYA109もオンラインショップで11/20から予約販売受付開始です。これから続々と開始時期の発表があるでしょうね。


閑話休題

　大丸や松坂屋の前身が江戸時代に始めたのが元と言われてる福袋ですが、そもそも福袋は中の様子が分からないというところがみそ。決まりとしては中に入っている商品の合計価格より販売価格相当低いところ。新春の福を買う。だから行ってみればギャンブルみたいなものだったんですかね。酔い越しの金は持たねえとか、江戸っ子気質がたっぷりあったのかな。

　言わば客寄せ、よく言えば目玉商品、あ、同じですか^^;売れ残ったもの、不人気のものの抱き合わせ販売見たいなところもあったのでしょうか、お店の側からしてみると。在庫処分ですよね。買う側にとっては元々は新春の縁起物感覚だったのでしょうが、今はどうなんでしょう。もっと現実的になってきているような気がします。ネットでもネタバレ検索は非常に多いですからね。中身を知りたくてしょうがない。あたりまえですけど。

　いつごろからでしょうか、だんだんと福袋の中身を暴露するようになってきたのは。暴露というと人聞き悪いですね。親切に中身を教えてくれるようになってきたのは。これはたぶん、販売側の戦略の変化なんでしょうね。在庫処分的な意味合いがあったものから、さらに売上を上げるための企画の一環として福袋が取り上げられるようになった。そうなると必然的に売る側目線ではなくて、顧客目線でその商品を見るようになりますよね。顧客満足度が高くないと商品は売れないし、お店自体がそっぽを向かれてしまいますから。

　そんな訳からか、中身が分かる様になっただけでなく、入ってる商品も充実してきています。福袋専用に採算度外視で品質の高いものを創るところまで現れてきました。それって凄いことですよね。今や福袋というアイテムは冬の風物詩の一こまの枠をはみ出して、社会現象といっても良い状況にあるのではないでしょうか。とか言ってますが、単純に中が分かって安ければとってもハッピーという気持ちになりたいだけなんですが^^;

　そんな福袋は今や海外にも広がっていってます。iPhoneｄ有名なAppleが本国アメリカで新規店をオープンするとき出すのがlucky bag。それって福袋の直訳ですけど良い響きですよね^^

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